21日間完全断食実行中 13日目から14日目 家の断捨離

4月16日から17日 断食13日目から14日目

家の断捨離

 今回は、自分が断食するだけでなく、家の中のどっちらかっているところを片付けることも大きな目標でした。

 で、見よ、このキッチンカウンター!見事に何もないでしょう。

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ここまで来るには大変な苦労がありました。でも、不思議なもので、一度こういう状態にすると、心理的に二度とモノを置くことができなくなり、いつもこういう状態に維持できるようになります。

土日は、3度家で食事がありますから、(私は今は食べませんが、家族の分)3回調理器具を出して使って、そして、最後この状態に戻るわけです。

えー、出しとかないと面倒じゃないの?という声が聞こえてきそうですが、意外にそうでもないですよ。モノというのは、必ず自分の居場所を作ってあげれば、そこに収まるようになるものなのです。

まだ残っているのは化粧品と衣類です。衣類は、1年着なかったものは捨てるという方向で選別を始めました。化粧品については、趣味で集めたモノもあり(香水とか)、うーん、行く手遙かです。GWの課題です。

 ここまで体重53.0キロ、体脂肪23.3%

21日間完全断食実行中 8日目から12日目 仕事をしながらの断食

4月11日から15日 断食8日目から12日目

 体重 53.5キロ、体脂肪 23.8

 断食をしているというと、よく聞かれるのが,仕事はできるのか、気持ち悪くなったり,体力が落ちたりしないのかということです。

 まあ、一言で言えば、全く心配は要りません。

 普段より体力は出てきます。集中力も増すし、アイデアも豊富になるので、仕事にはマイナスは全くありません。ただ、体に悪いところがある人は、体が自分で自分を直そうとして寝かせようとするので(たぶん成長ホルモンを出している)、強烈な眠気が襲ってきます。ですので、徹夜続きの仕事を控えている、などというときは避けた方がいいかもしれません。

 問題はつきあい酒ができないことくらいでしょうか。といっても、私みたいに定期的に断食をする事をオープンに言っていると、周りも皆慣れているので、烏龍茶でつきあっている私を全く無視して、好きなだけ食べてくれますからいいのです。そうではなく、秘密裏にやっている人はちょっと対処に困るかもしれませんね。

水曜日の稽古のあと、いつもの淡路町バル・ル・ソレイユに学生さんを連れて行きましたが、遠慮しないで好きなだけ食べろよーといったら、本当に遠慮しないで、好きなだけ食べてくれました。こうなると気持ちの良いものです。オーナーも、シェフも事情を知っているので、だまって、烏龍茶出してくれます。余計な気を遣うこともないし、本当助かります。

断食を成功させるには、できるだけ、オープンにして、協力者を仰ぐ事だと思います。

ちなみに、下の写真は、バルのおすすめ、菜の花のガーリックソテーと鮮魚のカルパッチョ。シェフが厳選して選んだこだわりの食材による逸品です。

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21日間完全断食実行中 7日目 家族とどう向き合うか

4月10日 断食7日目

初めての日曜日

断食を施設ではなく家庭で行う人の場合に、一番悩ましいのが、家族とどう向き合うかということではないでしょうか。自分の一人暮らしなら何でもないけれど、家族といれば、特に休みの日などは、夕食の団らんをどうするか、という大きな壁にぶつかることになります。平日は仕事などで、出歩いているから、余り家で食事をする事がない人も、日曜日の夕食の団らんをどうするかということは、悩ましいのではないでしょうか。

朝食については、結構、朝の時間は忙しいので、一人くらい食べない人がいても大勢に影響がないのです。私は、数年前から定期的に断食を繰り返していますが、朝、家族全員の朝食とお弁当を作って送り出していた時期もありました。味見をしても、ペッと吐き出して食べないようにしていました。びっくりされるかもしれませんが、料理はけっこう好きなので、むしろ、ストレス発散になるから、苦には成らなりませんでしたよ。

ただ、毎回、夕食は参ったなあ、、、。我が家の場合、皆酒飲みなので、避けがたい晩酌があるからです。いや、私がつらいんじゃなくて、一緒にいる家族が気まずいだろうということです。私自身は断食中居酒屋に行っても、烏龍茶で何時間でもつきあえますから、ほっといてくれれば別にいいのですが、相手にとったら、一緒に食べてくれないのはきっと寂しいと思うのですよ。ですので、断食をすると、日曜日をどうしようかなあ、というのが毎回悩ましい問題です。仕事とか何か用事をいれてしまって、出かけてしまった方がいいかもしれませんね。

この日はよりによって、お知り合いから筍をもらってしまったので、筍ご飯を作りました。

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でも家族とご一緒はできないので、しばらく番茶でつきあった後は、自分の部屋の片付けをがたがたとしておりました。まあ席を外した方が家族も気が楽なようです。

 体重、体脂肪かわらずです。

 

21日間完全断食実行中 6日目

4月9日 断食6日目

山を下りる。

山を下りる頃になって、この後、残り15日間も今度は1人で断食を続けていけるのか不安になってきてしまう。

北島先生のご指導によれば、長期断食の時は、途中で多少の流動食くらいはかまわないとのこと。流動食って何でしょうかとおたずねしたところ、「葛湯を溶いたもの」とのこと。なんか、苦手そう、、、。酵素ジュースでいいわ。

断食の後は補食が大切なのですが、特に、長期断食のあとの補食は、ないがしろにすると命にかかわるということ。重湯から初めて、柔らかいおかゆ、ご飯まで、ベストは9日間でゆっくり進んでいくのがいいのですが、最低でも3日は慎重に摂取するモノに気をつけるように指導されました。刺激物、固形物、などはいきなりはだめ。

さて、自宅にもどったら、出かける前につけておいたぬか漬けがすっかり古漬けになってしまっていました。

f:id:tyositiro:20160421123913j:plain細かく刻んで、ショウガの絞り汁と、鰹節で和えて、醤油をかけまわして、「古漬けのショウガあえ」のできあがり。

もちろん、私は断食中なので、食べられません。味見してもちゃんと、ペッと吐き出します。それでも、お料理できるということはかなりなストレス解消です。

21日間完全断食実行中 第3~5日

4月6日から8日 断食3日目~5日目

 4泊5日のはぎの里での山籠もりの中3日間。基本的な生活は、朝7時起床 梅醤油番茶をいただく。

 その後、おがくず風呂と吸い玉療法(ワイングラスを伏せたような器具を背中に貼り付けて、吸引して悪血をとる方法)を1日3回繰り返すという暮らしです。

 三年番茶のほか、道場の指導者北村先生のお手製の特醸酵素(野菜や果物を発酵させた酵素ドリンク)をいただきます。

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 しかし、これが結構甘い。オリゴ糖で野菜や果物のエキスを抽出するので仕方ないとは言え、私は甘いものが苦手なので、これを飲むのがかなり苦痛ではあります。

 さて、何度もここにはお世話になったのですが、今度ほど、眠ってばかりいたのは初めて。昨年ここに来たときは6尺棒を担いで、鹿野山の山頂付近にある九十九谷公園まで出かけて棒を振って稽古していたりしたのですが、今回はとてもとても、無理。おがくず風呂の後はぐったりで、ほぼ眠ってるだけ。こんなに眠っちゃって良いのかと思うくらい、ただただ、眠っている。断食というのは体の悪いところを自分で直そうという自然治癒力がたかまり、そのために、自分の体を寝かせてしまうらしいのですが、まあ本当に我ながらよく寝る。よっぽどどっか、悪いんだろうか。

中三日の最終日には北島先生がご来所になり、お話しを聞くことができました。今回の断食のきっかけとなった、母の闘病をきっかけに、ガンという病気はなぜ起きるのか、ガンに対する日本の医療はこれでいいのだろうか、という、ふつふつとわいていた疑問を質問してみました。

先生のお話は多岐にわたるので、また講を改めるとして、なるほどと思ったのは、「病は人を選んでいる」というお言葉。逆に言えば「選ばれる」体になってはいけないということ。選ばれない為にはどうしたらいいかと言えば、それは「食生活をきちんとする」事に尽きるということでした。ではどのような食生活がいいのか。それは、食物の陰陽をわきまえ、その命をきちんといただく、食養の考え方に基づいた食生活、基本的には玄米と塩、味噌、醤油での質素な暮らしです。

医療で人は治せない、食事が造った病気であるならば、食事で直すしかない、これは本当にそう思います。

亡き母は、現代医学を信じて、医療の措置にかけましたが、それでも北島先生のお作りになった有精卵を使った卵醤(生の有精卵に天然塩で長期醗酵させた醤油を混ぜたモノ)と玄米食を毎日いただくことで、医師が告げた余命を遙かに超えて闘病生活を戦い抜きました。その驚異的な生命力にはやはり、食生活の貢献もあったと思っています。

 ここまでで、体重53.2、体脂肪率24.5というところです。空腹感はほとんどありません。とにかく眠い、、、、。

 

 

21日間完全断食実行中 第2日目 

 早朝、TBSテレビ白熱ライブビビットの収録後、東京駅八重洲から出ている高速バスで一路君津へ。はぎの里到着後、早速梅醤番茶の歓待を受ける。その後、恒例のおがくず風呂で汗を流す。これは京都から取り寄せた檜のおがくずを、北村先生が独自の自家製酵素で発酵させて発酵熱を発生させているものです。ここに、埋めてもらって、15分程度体を温めます。私は実は、熱いのが苦手で、5分もすると苦しくなり、10分位すると、だんだん我慢の限界、しまいには、自分で下から掘って出てきてしまうことがほとんど。なかなか15分ずっと埋まって汗を絞るというのはできません。それでも、5分もしないうちに滝のように汗をかきますので、体の中から、毒素が出ているというのを一番実感できます。

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このおがくず風呂の洗礼ですっかり疲れてしまい、この日は夜の8時には寝てしまいました。

体重は、54.8キロまで落ちました。たった、一昼夜でいきなり2.4キロの減です。これはいかにこれまでの生活が暴飲暴食の上に成り立っていたかと言う事を物語っています。中身のない体だったわけです。

本当の成果はこれからという事になろうかと思います。

続きはまた。

21日間完全断食実行中 断食1日目

 4月3日 断食前夜

 亡き母の35日の法要があり、お昼から親族一同でお墓参りのあと宴会。帰りの新幹線でも家族で宴会。家に着いてからも夫と少し飲み直し。さすがに飲み過ぎて疲れて23時頃就寝。

 普通、断食を実行となると、どのノウハウ本においても、事前に少しづつ食事を減らし、準備期間をおくというのが常識です。しかし、私はたいてい、断食前は暴飲暴食の嵐、考えつく悪事の限りを尽くして終えるというパターンが多いのです。断食初日は断食と言うよりも二日酔いで何も食べられないという状況でスタートというのも珍しいことではございません。専門家からは怒られそうなお話しです。

4月4日 断食1日目

断食道場はぎの里にこもるのは、明日のTBS白熱ライブビビットの収録後からですが、断食はキリのいいところで、月曜日である本日から開始としました。

朝食は梅醤番茶(梅干し半個と、醤油を少し混ぜて練ったモノに番茶を注いだもの)を熱々で飲んで終わり。この程度の簡単なものですが、外出先などでそれすらできないときには、お湯をつぐだけの液体状のものも売っています(写真参照)。

ところで、断食は本来ダイエットが目的ではないのですが、そうだ、21日もやるんだから、一応記録もつけようと思って、体重計に載ってびっくり。体重57.2キロ、体脂肪25.5%。ひええです。自分史上未だかつて体重計で見たこともない体重。57キロ台というのは初めて見た。臨月でもここまでいかなかったんじゃないかな。しかも体脂肪25.2%、体の4分の1が脂肪。これでは体のキレが悪いわけだわ。

 断食は必ずしもダイエットとは合致しないのですが(もちろん、痩せる人もいます。特に男性の場合は、7日程度の断食で10キロ痩せるなどという人も珍しくありません)、まあモチベーションを上げるためにもデータは取っておくことをお勧めします。

 明日はいよいよはぎの里です。

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